2026.10.16 | by アオイ
30代のソウル一人暮らし、お金のリアル
20代と30代では、お金の計算が違う。貯金、保険、キャリアの空白。数字で見る、30代のソウル生活。
20代のワーホリと30代の移住では、お金の前提がまったく違う。20代は「なんとかなる」でいい。30代は「なんとかする」ための数字が必要だ。
まず、ソウルで一人暮らしをする場合の月額コストを見よう。以下は2026年10月時点の目安だ。
住居費:月₩700,000〜₩1,200,000(¥70,000〜¥120,000)
30代の一人暮らしなら、コシウォンやシェアハウスは現実的じゃない。プライバシーと防音、セキュリティを考えたら、ワンルームが最低ラインだ。
カンナム・ホンデ周辺のワンルームは月₩700,000〜₩1,200,000(¥70,000〜¥120,000)。管理費が月₩80,000〜₩200,000(¥8,000〜¥20,000)別にかかる。郊外なら₩400,000〜₩600,000(¥40,000〜¥60,000)まで下がるが、通勤時間と安全性のトレードオフだ。
初期費用も忘れずに。保証金は₩5,000,000〜₩20,000,000(¥500,000〜¥2,000,000)と幅が広く、ソウルのワンルームの実取引の中央値は₩10,000,000(¥1,000,000)ほどだ。外国人は、保証金に加えて家賃の数ヶ月分の前払いを求められる場合もある。
生活費:月₩600,000前後(¥60,000前後)
食費、交通費、通信費、日用品を合わせて、切り詰めても月₩500,000〜₩600,000(¥50,000〜¥60,000)はかかる。外食が多いソウルでは、自炊をしないと食費だけで₩400,000(¥40,000)を超えることもある。
合計:月₩1,300,000前後(¥130,000前後)
住居費と生活費を合わせると、月₩1,300,000(¥130,000)前後が一人暮らしの目安だ。これに保険料や貯金を加えると、月₩1,500,000(¥150,000)は見ておきたい。
30代特有のコスト
20代との違いは、以下の3つだ。
1. 保険。日本の国民健康保険・年金をどうするか。海外転出届を出せば支払いは止まるが、将来の受給額に影響する。民間の海外保険に入るなら、月¥10,000〜¥20,000の追加コストだ。
2. キャリアの空白。日本でのキャリアを中断するコスト。これは金額に換算しにくいが、30代にとってはいちばん重い。帰国後の再就職を見据えて、韓国での経験を「空白」ではなく「資産」にする設計が必要だ。
3. 貯金の取り崩し。収入が生活費を下回る期間、貯金を取り崩すことになる。6ヶ月の生活費(約¥780,000)+初期費用(保証金など約¥500,000)=最低¥1,300,000程度の貯金は用意しておきたい。
30代のお金は「なんとかなる」じゃない。「なんとかする」ための数字だ。
30代・ソウル一人暮らしの月額目安
- ワンルーム家賃:₩700,000〜₩1,200,000(¥70,000〜¥120,000)+管理費 ₩80,000〜₩200,000(¥8,000〜¥20,000)
- 生活費(食費・交通・通信・日用品):約₩600,000(約¥60,000)
- 合計:約₩1,300,000(約¥130,000)/月
- 初期費用の目安(保証金+6ヶ月生活費):約¥1,300,000
2026年10月時点の目安。為替は₩1,350 = ¥135換算。エリア・生活スタイルで変動する。
30代のソウル一人暮らしは、月¥130,000前後が目安。初期費用として¥1,300,000程度の貯金がほしい。保険とキャリアの空白も、金額に換算して計画に入れよう。数字が見えれば、不安は半分になる。
文:アオイ
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